虹の袂には願いの叶う金の壺が埋っているのだとか…

二人だけのCAMP

2019年以来のキャンプに行ってきた。

しかも彼女と二人だけのキャンプ。

テントはもちろん二人で買ったテントを初下ろし。

二人で寝ると少し狭かったけど、密着できるから全然寒くなかったんだ。

寝ていたら、暑いって彼女はポンポンと重ね着を脱ぎ、ホッカイロまで取ってたよ。

何もかもが可愛くて愛しくてさ、しかも隣で寝てるから何度も彼女に触れたり、頬に軽くキスしたり。その度に起こしてしまったみたい。悪いことしたよな……

 

そんな楽しかった二人だけのキャンプで唯一の心残りは彼女に怪我をさせてしまったこと。

自分の不注意だと彼女は言うけど、やはり確りと見ていて 守ってあげないといけなかったから。それが自分の役目の一つだし。

縫うほどの怪我だったけど、持参した傷パッドや固定テープが応急処置に役立ったし、傷が綺麗に治りそうなのが不幸中の幸い。途中でキャンプ止めることになってたら彼女は自責して悲しんでたろうし、もっと取り返しのつかない怪我だったら自分はずっと後悔してたと思うから。

自然の中に身を置き、不便な生活を楽しむためには普段の生活以上に注意を払わないといけないと再認識させられた。彼女が怪我したのはとても辛いけど、大事なことを思い出させてもらえたキャンプだった。

『備えよ つねに』

これからも彼女と楽しくキャンプしたいなら、今一度 心に刻まなくては。

 

でも後々になって、手を怪我してなければ以前のように彼女も体に触れてきてくれたのかな?とか、抱きついてきてくれたかな?とか思ってさ(笑)

さすがに自分も彼女の怪我が気になって、少し触れたりすることぐらいしか思い付かなかったから。

帰りは心配だから家まで送って、キャンプ荷物を運んであげたんだ。とても嬉しそうにしてくれてたからよかった。

その事を美容師さんに話したみたいでさ、彼女のことだから暗に自慢したのかな……なんて嬉しく思ったりしてさ。でもその時は「彼氏に」って言ったのかなぁ………なんて思ったりもしてさ。

状況的にまだ気持ちの浮き沈みはあるけど、彼女の笑顔がずっと6年間見続けた笑顔に戻って来つつあるんだよね。

それが以前のように気持ちの支えになって来てるのを自分でも感じる今日この頃なり。